経緯と解決策
事象発生日2025/02/25
レベル
重大インシデント
カテゴリ障害物衝突
飛行段階離陸
技術的な問題の詳細
•デ・ハビランド Dash 8-300 (VH-TQM) が、乗客50名と乗務員4名を乗せてマイルデューラ(MQL)発メルボルン(MEL)行きのQF2077便を運航していました。
•夜明け前の暗闇の中、運航乗務員は機体を発着滑走路09の中心線ではなく、誤って右側の滑走路縁灯に沿って整列させました。
•離陸滑走中、機体は5個の滑走路縁灯に衝突して破損させました。機長はズレに気づいて機体を中心線に戻し、離陸を継続しました。
対処結果
•飛行はメルボルン空港(MEL)に向けて継続されました。
•乗務員は管制塔からの脚部の目視検査を可能にするため、滑走路16へのローパス(低高度進入)を行いました。
•ローパスから約20分後、機体は滑走路16へ安全に着陸しました。検査の結果、前脚、胴体、右プロペラブレードに軽微な損傷が確認されました。
現在の状況
•安全調査報告書は、旋回中のコックピット内チェックによる注意散漫と、暗闇での視覚情報不足が中心線からの逸脱を引き起こしたと結論づけました。
•報告書は、ローパスの実施が手順外であったこと、および機長の事後検査で未処方の処方薬が検出されたことを指摘しましたが、影響の可能性は低いとされました。
•運航会社は事案後、地上滑走中のチェックリストを改訂し、滑走路整列に関する安全訓練を強化しました。
フライト情報
便名QF2077
飛行時間80分
離陸滑走路09 (MQL)
着陸滑走路16 (MEL)