経緯と解決策
事象発生日2026/05/02
レベル
インシデント
カテゴリ煙の検知
飛行段階エンルート
影響高度FL250
技術的な問題の詳細
•ロンドン・ヒースロー発トロント行きのエア・カナダのボイング 777-300ER (C-FITL)(乗員乗客369名)が高度FL250へ上昇中に、運航乗務員が鼻を突く電気的な焦げ臭い異臭を感知しました。
•航空機のギャレー(厨房)から発生した異臭は客室内に目視できる薄い煙(ヘイズ)が立ち込めるなか、前部ギャレーへと急速に広がりました。
対処結果
•乗務員は緊急事態(PAN-PAN)を宣言し、ロンドン・ヒースローへの即時の引き返しを要請しました。
•同機は出発から約1.5時間後に、許容着陸重量を超過した状態(オーバーウェイト・ランディング)でヒースロー空港の滑走路27Lへ安全に着陸しました。
•消防・救助隊の車両が万が一に備えて機体を迎え、乗客は全員安全に降機しました。
現在の状況
•技術検査の結果、エア・カナダの整備士は異臭の原因が冷却ファンの故障であることを特定しました。
•当該便は欠航となり、乗客はトロント行きの代替便へ再予約されました。
フライト情報
便名AC853
飛行時間90分
着陸滑走路27L (LHR)